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ワンマンチームに勝つ方法

どこのチームにもエースと呼ばれる選手やポイントゲッターがいるものです。 程度の差はあれど、4番が止められなくて負けたとか、7番に20点取られてしまったとか、特定の選手に多く点を決められて負けてしまうことがあると思います。  相手のチームにどうしても止められないような上手な選手がいたとします。 こちらにもディフェンスが上手い選手がいたとして、 いくら1番のディフェンスが上手い選手であっても、バスケットはオフェンスが有利なスポーツですから、止めきることは難しいです。 相手が十分な体制でボールを持てば、止めるのは簡単ではないでしょう。 対策は沢山ありますが、 ①ディナイやフェイスガードをしてその選手にボールを持たせない。 ボールを持たせないようにしていても、スクリーンやVカットを駆使してボールをもらおうとするはずです。 そんな時は、他の選手のディナイをゆるめることでボールがわたりやすくし、他の選手にわざとボールを持たせます。 エースとなる選手以外のところで攻めさせることで、エースにオフェンスに参加させないように誘導することができ効果的です。 ②なるべくゴールから遠くでボールを持たせる。 ディナイだけで全くボールを持たせないということは難しいですが、スリーポイントラインより一歩外で持たせるとか、ネガティブスタンスでミートさせるということは頑張りしだいでできると思います。シュートレンジで持たせないだけでも、オフェンスの選択肢を減らすことができ、相手のドライブだけに集中することができるようになります。 ③持たれてしまったら、両サイドに位置するディフェンスがカバーを意識し、ドライブを警戒します。3番ポジションもカバーやローテーションを意識し、チーム全体が相手のエースに対し意識を高めることである程度守れるようになります。 1人だけ上手いとか背が高い選手がいるというチームは山ほどあります。得点の取れる力のある選手が2人いたり3人いたりすると、それだけ力を割かなければいけませんので、守るのも難しくなってきますが、相手がワンマンチームであれば、①ボールを簡単に持たせない、②できるだけ遠くでで持たせ、③持たれたら、しっかりカバーを意識するという形である程度守れると思いますので試してみて下さい。

マイボールになったらボールを前に出す理由

 セオリーとしてオフェンスに切り替わった時にボールを前に出すチームが多い。 では、なぜボールを前に出すのか。 前提として、 ①速攻 ②速攻がだめならファーストブレイク ③ファーストブレイクがだめならセカンドブレイク ④セットオフェンス となるが、一般的に速攻が出なくても、セットオフェンスよりも②、③の方がオフェンスの成功率は上がる。 ②、③につなげる為にも、ボールをできる限り速く前に出していく。 ・ボールはドリブルで運ぶよりパスで運んだ方が速い。 ・ボール運びでディフェンスからプレッシャーをかけられない。 ディフェンスのセオリーとしてボールラインに戻って守ることになるのでボールを前に出せば、プレッシャーを受けずにボールを運ぶことができる。 ・ディフェンスの目線をボールラインまで下げさせることができる。 フェイスガードでなければ、ディフェンスはボールと自分の相手を見る。ボールがコーナーに落ちるか、インサイドに入れば、ディフェンスの目線はボールに向く。 そのタイミングに合わせて動けば、ディフェンスを振り切りやすくなる。 大前提として、パスミスをしては意味がない。 パスミスをしないように、可能な範囲で前にボールを出していくことが大切である。 マイボールになって最初にボールミートする際にコート全体を把握した上でミートし、しっかりステップを踏むことでパスミスをしないように心がけたい。 逆にディフェンスの目線で考えたときに ・ガードに簡単に持たせないようディナイを行い、ワンクッション入れることで速攻やアーリーを出させない。 ・ガードにプレッシャーをかけてリズムを崩したい。 ・ピックアップを早くし、簡単にボールを出させないようにし、速攻につなげさせない。 以上のように考えられる。 ディフェンスの際も、大前提としてセーフティを意識した上で前に出てプレッシャーをかけないといくらプレッシャーをかけても裏に出されては意味がないのでガードは常に全体を把握しておく必要がある。

中学の息子の新人戦

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中学生の息子の新人戦(市内)が行われた。 予選は苦しみながらも勝つことができ、決勝リーグへ。 息子の代はミニバス時代に市内を制している為、メンバーを見ると個人技などは他のチームより比較的良いものをもっている(と思う)。 ただ、決勝リーグの初戦の相手と比べるとリバウンドへの意識、球際の強さで負けており、そこに気付けないと普通に負ける。 少し前の練習試合でも勝ったり負けたりしていたが、10回やったら7~8回は負けると思っていた。 結果は負け。 要因としては色々あるが、 1つめはリバウンド(前述のとおり意識の差) 2つめはシェルディフェンスができていない(ミニの時に叩き込んでいるので、勝負所になるとやり始めるが、ちゃんと練習できていないのではないか) 3つめはインサイドにボールが入らないので外一辺倒の攻めになっている。 (一切インサイドにボールを入れないので、ディフェンスの目線の角度が変わらず守りやすい) 4つめはボールミートが悪い(ディフェンスを押し込めていない。ミートに出てくるタイミングが悪い。中途半端にディナイが外せていないのでパスが出せずパスがまわらない) 4番ポジションと5番ポジションが課題だが、交代で出てくる1年生が頑張っているので、切磋琢磨して頑張ってもらいたい。 Unsplash の David Tran  

中学の息子のチームが新チームになって

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中学生の息子のチームが3年生最後の試合が終わり新チームとなった。 息子はまだ2年だが、不運にもコロナにかかり、3年生最後の試合に出ることができなかった。いまだ、コロナの影響で試合にでることができない子たちは気の毒だ。 今年の新チームは私の教え子も多く、期待しているのだが、 新チームを見て感じたこととして、チームコンセプトがわからない。 今年までのチームは、見ていた感じ、抜かれても良いのでハードなディフェンスから走る。ドライブを中心にキックアウトしてシュート。というバスケに見えた。やろうとしていることはわかったが、セーフティやカバーが徹底されていないことと、リバウンドなどが鍛えられていなかったこと。あと最終的にはハーフコートバスケットができないので、走れなかったときに点がとれないことが課題という感じだった。 今年も似たような感じだが、よりコンセプトが薄まって何をしようとしているのだろうという感じだ。 どういう戦い方を目指して、どうやって勝とうとしているのかが見ている限り見えてこない。 突出した選手がいない、長身の選手もいないのだからディフェンスを頑張って走るしかないと思うが、やることができていない。ディフェンスのプレッシャー、ディナイ、スクリーンアウト、速攻等々。ミニバスからやってきた子たちが1年生の時から試合に出ていたので、新チームになってから試合慣れしていて勝っているだけだと早く気付いたほうが良い。 まともに攻めることができる選手が数名しかいない中で、チームとしてどこで攻めようという意思が感じられない。チームの中でオフェンス力がある選手に良い状態でボールを持たせるという意識がない。 チームとして連動したオフェンス、ディフェンスができていない。 可能性のあるチームだと思うので、ぜひ頑張って上を目指してもらいたい。 Unsplash の David Tran    

息子のウィンターカップ予選を見て

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息子のウィンターカップ予選を見た。 県ベスト8~16ほどの実力で、チーム数も多いことからある程度大会が進んでからの出場となる。 インターハイ予選も3年生が少ない中、良く頑張っていた。 3年生は卒業したものの、元々出場していた2年生を中心に頑張っている。 ベスト8をかけて、インターハイ出場校との対戦となった。 序盤は相手がリズムに乗れず、シュートが入らなかったこともあり接戦となり、良いゲームをしていた。 だが、少し点差が開いたところで踏ん張れず、すぐに大差となった。 普段から、自信が感じられないプレーをしているがメンタル面が大きいと感じた。 地力の差を戦術だけで覆すのは難しいスポーツではあるが、高校バスケなので、実際に何が起こるかわからない。 私自身、高校時代、全国出場を目指してやっていたが、2年生のとき、ベスト8で敗れた経験がある。 やはり強豪といっても相手に粘られるのは嫌なもので、勝たなければいけない場面であればあるほど焦りやストレスとなり、シュート成功率の低下やミスにつながるもの。 チームとして、自分たちのバスケ、ゆるぎない自信をもてるバスケを確立してもらいたい。 Unsplash の Kenny Eliason

NBAカンファレンスファイナルを見て

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 久々にここまでしっかりNBAを見たかもしれない。 八村選手の所属するロサンゼルス・レイカーズのプレーオフでの活躍があったからだ。 最初は、ウォーリアーズとの試合を見て、さすがに勝てないだろうなと思いながら見ていたが、見事に勝利。 もしかして、ナゲッツにも勝つかもしれないと見てみたが、そこはナゲッツが一枚上手だった。 二コラ・ヨキッチとジャマール・マレーが本当に凄かった。 どうしようもなく上手かった。 試合とは関係ないが、見ていて凄くうれしかったことがあった。 八村がヨキッチとマッチアップして、最高のディフェンスを見せてくれたが、私が普段指導しているインサイドのディフェンス通り、基本通りのディフェンスをしていたことだ。 もちろん、一つ一つ高い次元でプレーしていたが、さすが、明成高校で鍛えられてきただけのことはあり、基本が抑えられている。 私も現役を離れてかなり経つし、指導を受けていたのもかなり前の話。 自分のやり方が正しいのかと思うときもある。 だが、普段子供たちに教えているディフェンスの仕方を完璧に実践し、しかも相手は、NBAで世界最高クラスのヨキッチである。 バスケットの戦い方は変化してきていると思うし、技術も日々進化していると思うが、基本的な部分は変わっていないし、自分の指導が間違っていなかったんだと思えた試合であった。 八村は、ゴール付近の技術がしっかりしているので、アウトサイドも上達しているが、インサイドでも通用しているのだと思う。 Unsplash の Kenny Eliason

【ミニバス】オフェンスのレベルを上げる

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GWに久々にミニバスの指導をしました。 子供たちも以前より上達していてうれしい限りです。 ディフェンスがしっかりしたチームで、ディフェンスからの速いオフェンスが特徴のチームですが、課題はハーフコートオフェンスだと感じています。 相手のレベルが上がると、そうそう速攻が出せるわけではありませんし、ハーフでの得点も思うように取れなくなります。 ハーフコートオフェンスでの1on1頼みのオフェンスからの脱却が必要と考えており、UCLAやフレックスなどオフザボールの動き、チームオフェンスの練習をしています。 その他にも、ハンドオフやペネトレイトから崩す練習などを行っています 。 速攻を止められた時の、アーリーオフェンスなども行っています。 当然、中々うまくいかず、純粋に1on1だけで攻めた方が断然上手くいきます。 ただ、時間をかけてこの過程を踏んでいかなければ、次のステップにはいけないと思っています。 もちろん、1on1の能力を高めることは非常に重要です。 ジュニア年代ではむしろ1on1の能力やファンダメンタルのほうが重要かもしれません。 ただ、個人能力を高めることと、チームでバスケットを高めていくことは両輪だと思います。 子供たちも一生懸命学ぼうとしています。 このゴールデンウィークで3日の指導+1日練習試合やっただけですが、種は植えたと思いますし、早くも芽が出ているものもあると感じました。 花が咲くのを楽しみに、いろいろと種を撒いていきたいと思います。 Unsplash の Vu Huy Hoang Chu    

ミニバスの練習 概念を教えてみると

ミニバスの練習には、体力をつける練習であったり、フットワーク、技術を磨くためのシュート練習やドリブル練習など様々な練習がある。 ジュニア世代を指導する中で、ファンダメンタルや基礎体力など優先的にやっていかなければいけないこともあると思う。 一方で、教えていて面白いなと思うのは、中々できないだろうなと思いつつも、合わせのプレーやハーフコートのオフェンスの作り方など、 こういった動き方もあるんだよとか、合わせとはこういうものだよ、という概念を教えておくと少し時間はかかるが徐々にできるようになるということ。 教えなければ、いつまでたってもできませんが、少しずつでも教えていけば、いつの間にかできるようになっているという感覚です。 早ければミニバス時代に、ミニバス時代にできなくても中学になってできていたりする。 息子にも細かい動きや技術を幼いときに教えて、教えたことが成長してからできるようになり、コート上で表現してくれているのを見ると嬉しくなるが、息子から私にはそんなこと教わってないと言われるのは寂しい限りだ。

ミニバス ハーフコートオフェンスの練習

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ミニバスの指導をしてきました。 主力のケガなどもあり、中々メンバーも揃わない状況でしたが、チームの課題であるハーフコートオフェンスに重点を置いて練習しました。 1対1の速さ、強さ、技術を高めていくことと、シェルディフェンスの徹底による固いディフェンスからトランジションを意識した速攻に重きを置いたチーム作りをしてきましたが、次のステージに行くには、ハーフコートオフェンスの完成度を高めていく必要があると考えています。 能力<チームバスケット<更なる能力<更なるチームバスケット<能力+チームバスケット<更なる能力+更なるチームバスケット と言えると思います。 新たに取り組んでいるのは3点。 一つめは、決められたムービングの中でオフェンスを組み立てるというもの。 ハーフコートオフェンスの時に、1対1が上手い選手が1対1をして、他の選手は外で止まって見ていることが多くあります。 相手ディフェンスは1対1が上手い選手の所に集まり、潰されてしまいます。 その状況を打破する為、ムービングの中でオフェンスを組み立てるというものです。 ①ボールをコーナーに落としたらボールサイドカット ②ボールサイドカットで空いたスペースを埋めてボールをミート ③②によって空いたスペースをコーナーの選手で埋めてボールをミート ④ボールサイドカットした選手がコーナーに行き、その選手にパス ⑤①に戻る というシンプルなボールサイドカットとエンプティを埋める動き 二つめは、ハイロー 現状、速攻と外からの1対1しか攻め手が無いため、それを止められてしまうと得点が伸びなくなってしまいます。 ハイローができれば一つの武器になります。 三つめは、ドライブからの合わせのプレーです。 合わせという概念をまず教えていく必要がありますが、45度からドライブし、逆サイドのローポストで合わせるという練習を行いました。 合わせの練習をした後のゲームの中で、素晴らしい合わせのプレーが2回ほど出ました。 偶然だとわかっていても、少しでもそういったプレーが出ると嬉しいものです。 三つとも当たり前ですが、すぐにできるようにはなりませんが、手ごたえはありました。 これが、2、3か月後、半年後に試合の中で出せるようになっていると信じています。 植えた種は必ず芽を出しますので。

熱い!映画『THE FIRST SLAM DUNK』の凄さ

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映画『THE FIRST SLAM DUNK   』を見た。 結論から言うと見に行って良かった。 映像のクオリティの高さや宮城のストーリーも良かったが、 個人的には山王工業との試合が熱くなった。 私が現役の時は能代工業全盛のときで、漫画の中の話ではあるものの、 山王の圧倒的な強さをひしひしと感じていた。 そこに立ち向かう個性あふれる湘北高校のメンバー。 15年以上たった今も、全く色あせないし、むしろ、今回の映画で今の時代に生まれ変わったような気さえしてくる。 アニメではなかった超リアルなバスケの動き。 流川の45度でミートした時のトリプルスレット。 深津の宮城に対する徹底したボディチェック。 オールコートでプレスを敷いた時の沢北のディナイ。 全てがリアルで感動した。 深津のボディチェックを見て、自分も宮城とマッチアップしたら、こんな感じでつくな、とか考えながら見てしまった。 オールコートのプレスの場面は、半田、高橋、池田がいたときの能代VS仙台を思い出す。 高校バスケ界では圧倒的な強さを誇った能代工業も当然負けることもある。 宮ノ腰擁する岐阜農林が能代を破った試合、 桜井擁する四日市工業がインターハイチャンピオンの能代を2回戦で破った試合など、現実でも起こっている。 山王と湘北は、ユニフォームの雰囲気からか、なんとなく能代と北谷をイメージしてしまう。 漫画を読んだ人も、読んでいない人も楽しめる映画であると思うが、できれば漫画で全巻読んでから映画を見た方が、より深く映画を楽しめるのではないかとも思った。 OPの手書きで湘北メンバー5人が歩いてくるところめちゃくちゃかっこいい! 『THE FIRST SLAM DUNK』 - (C) I.T.PLANNING,INC. (C) 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners

ミニバス 新人戦を終えて

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新人戦は残念ながら優勝することはできなかった。 「今日は緊張していた」「練習試合や予選では良い感じで来ていたのに」といった声があったが、そうではなく、相手の力が純粋に上回っていた。 観客席からではわかりにくいが、相手の当たりやプレッシャーが強くなると、ミスが出たり、シュートが入らなくなったりする。 選手たちは、良くやっていたと思う。 絶対勝てないというほど差があった訳ではないが、現時点では勝ち切るのは少々厳しいとは思った。 4年生中心のチームながら昨年から出ていた子も多く、ベースができてきている。 予選を勝ち上がることができたことは良かったし、しっかりと今年の新チームで優勝したい。 今後の取り組みの中で、課題は多くあるが、1on1で確実に点を重ねられるオフェンス力はまだ無い。 ハーフコートバスケットを覚えていきながら、オールのディフェンス、トランジションの意識、1番のディフェンスを強化していくことが当面の課題。 ハーフコートバスケットは、 まずはフロアバランス。 オフザボールの動き、ボールサイドカットであったり、エンプティを埋める動き、ダウンスクリーン、ボールのもらい方、ハンドオフなど一つ一つ、急にはできるようにはならないが粘り強く練習していってもらいたい。 ハーフコートバスケット改善に向けて、フレックスやUCLAなど代表的なセットを試してみた。 セットプレーとして使うということもあるかもしれないが、まずは連携して動くということ、動くタイミングなどの概念を理解してもらいたい。 Unsplash の David Tran    

ミニバス 新人戦

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久しぶりに新人戦に参加しベンチに入らせてもらったが、それぞれの選手の成長が見れて嬉しかった。 練習もろくに参加できていないにも関わらず、自由にやらせてもらって感謝の気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいである。 今年のチームは現4年生が多いチームではあるが、前から試合に出ている選手は少しずつ上達しているように思う。 まだハーフコートバスケットができないので、オールコートで頑張るしかない。 しかし、オールコートディフェンスや走る意識というのは未熟ながらもある程度あるので、今大会はオールコートで戦いきるしかない。 一番気になるのは、皆がオフェンスに参加したり、リバウンドに飛び込んでしまうため、セーフティがいなくなってしまうこと。 メンバーを落とした時には速攻でやられることが目立つし、ベスメンの時も、ガードがドライブした時のカバーができていない。 もう一点、オールコートでプレスを仕掛けるときに、後ろのメンバーがゾーンになってしまっていることである。 大会中に修正できること、できないことはあるが、できることはやって、今は1試合でも多く真剣勝負をすることが大事である。 今年の新チームは、昨年のチームと比べてベスメンでも1人、試合に出る10人でも2人しか入れ替わらないが、そこに誰が割って入ってくるのか楽しみである。 Unsplash の David Tran    

勝つも負けるもガード次第

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 勝つも負けるもガード次第。 これは、今でも思っています。 バスケットボールには5つのポジションがあり、それぞれで役割や求められる適性が異なります。 宮城リョータのポイントガード 三井寿のシューティングガード 流川楓のスモールフォワード 桜木花道のパワーフォワード 赤木剛憲のセンター それぞれ重要な役割があります。 ですが、試合中にボールを持つ機会が最も多く、チームの勝敗を左右する重要なポジションとされるのが「ポイントガード(PG)」です。 バスケットボールのポイントガードに求められる役割やスキルとしては、 ・ボール運びの為のドリブルスキル ・オフェンスを組み立てるゲームコントロールの力 ・攻撃にリズムを与える ・広い視野とゲームメイク力 ・周りの選手を活かすアシストパス ・逆速攻を喰らわない為のセーフティの意識 ・常に残り時間と得点差を頭に入れる ・ディフェンスプレッシャーを与えるための1番のディフェンス ・劣勢になったときにチームを奮い立たせるメンタル ・勝負所で一本決めるシュート力 といったことが求められる。 味方の調子やマッチアップしている相手との力量の差、ミスマッチ、流れなどからどのようにゲームをデザインしていくのかが、ガードに求められる。 そして、最後に相手をリードしてゲームを終えるための最善のプレーを選択していくのがガードの役割と言えるだろう。 Unsplash の Rosie yang    

バスケ 勝つために必要なチームコンセプトの確立

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 バスケで中々勝てない、強くなりたいと思ったときに大切なのが、 「どのようにして勝つか」という視点だと思う。 相手より上手いから勝つ、相手より高いから勝つ、だけでは、 逆に言うと相手より技術がないから負ける、 相手より高さが無いからと負ける、 ということになってしまう。 対戦相手がどこであれ、勝利する為には 「どのようにして勝つか」を考えなければならない。 強豪チームは、どのチームもコンセプトがしっかりしていて それぞれの選手がそれを理解し、徹底している。 福岡第一であれば、プレッシャーディフェンスと、 そこから繋がるトランジションオフェンス 洛南は、オフボールの動きが上手く、人とボールを動かし、 どこからでも攻められる選手が多い 正智深谷は、チームディフェンスが徹底されており、 全員がハードにディフェンスし、よく走る といった風に勝つためのチーム作りができている。 指導する人それぞれ理想はあると思うが、 中々勝てない、強くなりたいと思ったときには、 このチームはどうやって勝つのかを改めて考えて、 勝つために必要な要素を磨き、試合で徹底することで チームの色が出てきて勝てるようになると考えている。 関連記事 高さが無くても勝つバスケ 高さが無くても勝つバスケ (ncoachswhiteboard.blogspot.com) Unsplash の Vu Huy Hoang Chu    

常勝軍団と言われる能代工業のバスケ

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ユーチューブでバスケの試合の動画を多く見ることができるようになった。 昔は、高校生の試合を見る機会と言ったら、WinterCupの決勝戦くらいで、何度も何度も同じ試合を見た。 1993年の福岡大濠VS土浦日大の試合は何度見返したかわからないくらい見た。 しかし、高校バスケと言えば忘れられないのが能代工業だ。 久しぶりに能代工業の昔の試合を見た。 『SLAM DUNK 』(井上雄彦 )中に登場する「山王工業高校」のモデルとなったチームだ。 長谷川選手、関口選手、小納兄弟、半田選手、田臥選手など挙げればキリがないほどの名選手を輩出している。 もちろん凄い選手も多く輩出しているが、なんといってもあのオールコートでのプレッシャーディフェンスと速攻、そして3Pシュートで圧倒する独特のバスケ。 対戦することすら恐怖を覚えるあのバスケットは、 加藤廣志監督と加藤三彦 監督が作り出した必勝のバスケットだ。 最も勝てる可能性の高いバスケを高レベルで繰り広げていると今見ても感じられる。 現在は、福岡第一、福岡大濠、開志国際、明成といった強豪チームが台頭し、バスケのレベルも年々高まってきている。 もちろん勝ったチームが強いのだが、バスケットの完成度で考えれば、福岡第一のバスケのクオリティが高いと思っているが、いつも頭に浮かぶのが当時の能代工業とやったらどうなるだろう? ということだ。 能代工業の監督を辞め、リンク栃木ブレックス のヘッドコーチに就任、現在は西武文理大学でバスケ部監督をされているようだが、いつか能代科学技術高校に戻ってきてほしい。 激しいディフェンスからの攻守の切り替えの早さ。ペイントエリアへのアタックと3P。またあの素晴らしいバスケを見せてもらいたいものだ。 Unsplash の Kenny Eliason

自宅や公園でできるバスケの自主練習について

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ミニバスのコーチをしていると、バスケの経験が無い親御さんから、 家でできる練習はありますか? とよく聞かれます。 お子さんが、 上手くなりたい 、 試合に出たい と思ったときに、親としては少しでも協力してあげたい気持ちになるのは当然の気持ちでしょう。 まずは、みんなでのミニバスの練習を一生懸命することが大切です。 自宅や庭でできることとして、 ①外で使えるバスケットボールを買ってあげてください。 ドリブル練習をするだけで、違います。 利き手ばかりでなく右でも左でもドリブルができるよう伝えてあげましょう。 上達してきたら、ボールを見ずにドリブルできるようにしていきましょう。 円を描いて、その円から出ずに相手からボールを取られないようキープする練習なども楽しく行えます。 1対1に付き合ってあげると、相手をドリブルで抜く感覚が養われます。 ②リングのある公園に連れて行ってあげてください。 初めは楽しくシュートを打つだけでも良いです。 できれば、YouTubeなどで正しいシュートフォームなどを研究して教えてあげてください。 一度悪いフォームで身についてしまうと、中々綺麗なフォームに戻りません。 ③一緒に走ってあげる ④ボールハンドリングを行う。 これもYouTubeでいくらでも出てきますので、できれば毎日行ってください。 腰の周りをくるくる回したり、股の間を回したり、ボールを上手く操れるようにします。 どれも、すぐには結果はでませんが、やったらやった分だけ成果となりますよ。 Unsplash の Marius Christensen    

バスケの背番号の意味

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バスケの背番号に意味はあるのか? 結論から言うと、チームによって違うということです。 監督やコーチによっても考えが違うと思いますし、選手によってもとらえ方が違うと思います。 ただ、ミニバスなんかで、あの子より番号が後ろだったとか、そういったことは気にしない方が良いと思います。  ミニバスの場合、4番がキャプテン、5番が副キャプテン。 その他は学年順、入部順といった決め方も多いと思います。 強豪校として有名な能代工業は、4番がキャプテン、8番、13番は次世代のエースガードという意味があったのではないかと思っています。 半田選手、畑山選手、田臥選手等々歴代の名プレイヤーがつけていました。 そういった番号を渡されたら、やる気と責任を感じると思うのです。 憧れている選手と同じ番号のユニフォームを着ることでモチベーションを上げる選手もいるでしょう。 私は、4番、5番はキャプテンに渡しますが、6番以降は学年と実力を考慮して決めます。 それは、選手への期待の表れと下級生でも若い番号を背負う責任を持てという意味を込めて番号を決めます。 若い番号をもらってモチベーションを上げたり、自信をつけたりする選手もいると思います。 そういった効果を狙って番号を決めています。 私自身現役時代に、下級生に若い番号を奪われたことがあり、大変なショックを受けました。 ただ、その悔しい思いも糧にしてほしいのです。 若い番号でなかったとしても、逆にコートで活躍すれば、あの14番凄いなとか、あの17番凄いというふうに番号がイコール実力ではないと証明すれば良いだけのことです。 ですので、ユニフォームを与えられたら、その番号に愛着を持って、ぜひ前向きに試合に臨んでもらいたいと思います。 Unsplash の David Tran    

バスケットボール ポジション別に練習した方が良いのか?

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バスケットボールでは、ガード、シューティングガード、スモールフォワード、パワーフォワード 、センターといったポジションがある。 中にはオールラウンドプレイヤーといったどこのポジションでもできる選手も存在する。 バスケの練習をしていく上で、ポジションごとに練習を分けた方が良いのだろうか。 私の考えでは、 基本的にはポジションをわけず、ガードもインサイドの練習をして、センターもガードポジションの練習をするほうが良い と考えている。 近年、かなり改善されてきたと感じているが、これまで日本は背の高い選手はセンター、背が低い選手はガードといった固定観念があったように思う。 レベルが上がっていってセンターがフォワードにコンバートしたときなどに、どうしても従来のガードやフォワードほどハンドリングが良くなかったり、アウトサイドのシュートが上手くなかったりといったことが起こっていた。 私が指導を受けた高校では、ガードもセンターも関係なく練習し、センターがボール運びをしたり、ガードがマッチアップの状況次第ではインサイドに入ることもあった。 センターは、相手のインサイドプレーをしっかり止めることができ、オフェンスでは相手に合わせてインサイドで勝負したり、アウトサイドから1on1をしたりと、相手からすると非常に止めるのが難しいプレーヤーだったと感じている。 その結果として、センターポジション(実際にはオールラウンド)の選手が大学トップクラスのチームに入っても2番、3番あたりで活躍することが多かった。 渡邊雄太選手や八村瑠偉選手のようにしっかりとしたハンドリングやアウトサイドシュートの技術があるからこそ、NBAという世界最高峰のリーグでも通用していることに繋がってくるのではないかと思う。 将来を考えたときに、どこでもできるようにハンドリングも含めた全ポジションの練習を行うことは理にかなっている と思う。 ただ、シューターがスリーポイントを磨くためにシュート練習を多めにするとか、ガードがドリブルの練習を他の人よりも多くするといった 個々の能力を上げるトレーニングを否定するものではない。 また、ポイントガードがボール運びだけでなくシュート力も当然求められるように、自分のポジションに近いポジションの能力を向上させることは重要だと思っている。 Unsplash の 晨 朱   

バスケのディフェンスが苦手な人 一番のディフェンスは読んで止めろ!

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ドリブルで簡単に抜かれない、ディフェンスが上手い人はどうやってディフェンスをしているのか。 一つはフットワークを鍛え上げ、素早いドライブにもついていく足があること。 そして、もう一つは、相手の重心や動作から、どっちから抜いてくるか読めること。 大きくはこの二つかと思う。 両方とも一朝一夕にできることではない。 弛まぬ努力により、少しずつレベルアップしていくものだ。 ディフェンスができるようになるまでの私の考え方として、 一つ目のフットワークは、近道は無いので、ひたすら努力しましょう。 ただ、形だけやっていてもフットワークは良くならない。 しっかりと正しい姿勢、正しい強度でやることが重要。 これは、やっている自分自身が一番よくわかることだろう。 二つ目の、 相手の動きを読む ということだが、 まず言えることは、相手は利き腕(多くは右手でしょう)の方から抜いてくるということ。 右から抜いてくることがわかっていれば止めやすいはずだ。 次に多いのが、利き腕からのフロントチェンジ。 フロントチェンジからのドライブが得意な選手も多いはず。 もし、フロントチェンジが得意な相手であれば、このプレーを読んでコースに入ることができる。 利き腕からのドライブを意識しすぎると反対から抜かれやすいのでは? と思うかもしれないが、利き手と反対のドライブは少しスピードが遅いことも多いため、ついていきやすい。 これを意識しているだけで、ディフェンスは断然やりやすくなります。 相手の動きを読みながらディフェンスしていると、徐々に どちらから抜いてくるかわかるようになってくる。 それは、相手の肩の向きであったり、重心、足の位置などでどっちに抜いてくるとか、これはフェイントだとか、この位置関係だとロールしてくるとかがわかってくる。 当然ながら、相手のレベルが高いほど、止めるのは難しくなってくるが、それでも相手の癖や特徴などのプレースタイルを把握し、試合中にアジャストしていくことが重要だ。 そして、ディフェンスのプレッシャーというのは、ボールマンとの距離が重要と考えていますので、ボールマンについていけるようになったら、少しずつボールマンとの距離を詰めていこう。 よくワンアームとか言ったりするが、まさしくワンアームまでつめてディフェンスをすることが理想。 抜かれなくなったとかコースに入るのが上手くなったから...

【試合に出たい人必見】バスケで試合に出る条件 その2

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バスケで試合に出る条件について書きましたが、 【試合に出たい人必見】バスケで試合に出る条件 (ncoachswhiteboard.blogspot.com) どうすれば試合に出られるのか悩んでいる人が多いようなので、追加で書いていきます。 バスケでコートに立てるのは5人です。 現代バスケでは、戦術的に交代を頻繁に行うチームも増えているため、7、8人、もしかしたら10人ほどコートに立てることもあるでしょう。 ただ、 今このコートに立っているメンバーに含まれていないとするなら、何かが欠けているという(と思われている)ことになります。 そして、おそらくですがチームのポイントゲッターや最高のリバウンダー、チーム1のスピードとテクニックを持ったガード等ではない可能性が高いと思います。 さらに、試合が決まった時にしか出してもらえないのは、指導者から 試合に出すのが恐いと思われている可能性が高い です。 では、どうすれば良いか。 その状況で試合に出るには、 まずはミスをしない ということです。 そして、 ディフェンスで簡単に抜かれない こと、 チームディフェンス ができるようになること、 スクリーンアウト をきちんとやることプラス ミスをしない こと。 その上で、ここに付加価値をつけます。 試合に出たいからコートで凄いプレーをして活躍しないと、と思っている人は間違い です。 短い時間で、シュートを1、2本決めたとしてもディフェンスで簡単に抜かれたり、スクリーンアウトを忘れるようでは、大事な場面では恐くてコートに送り出せないからです。 ディフェンスやスクリーンアウトをしっかりやった上で、シュートを決めなければなりません。 ここでいう 付加価値とは何でしょう 。 それは、あなたの得意なプレーです。 例えば、3ポイントシュート、ドライブ、速攻、声を出すといったことになるでしょう。 そして、 プレイングタイムを与えられたら、その時間を大切にすること です。 たとえ1分だとしても手を抜いたプレーをしてはいけません 。 その1分でミスをしないよう、ディフェンスで抜かれないよう集中し、ルーズボールやリバウンドで誰よりも頑張ることです。 そうすることで、次は1分30秒与えられるかもしれません。 その1分も与えられないのであれば、練習中の試合で上記のことを実践してみて下さい。 そしてチャンスがくる...