常勝軍団と言われる能代工業のバスケ
ユーチューブでバスケの試合の動画を多く見ることができるようになった。
昔は、高校生の試合を見る機会と言ったら、WinterCupの決勝戦くらいで、何度も何度も同じ試合を見た。
1993年の福岡大濠VS土浦日大の試合は何度見返したかわからないくらい見た。
しかし、高校バスケと言えば忘れられないのが能代工業だ。
久しぶりに能代工業の昔の試合を見た。
『SLAM DUNK』(井上雄彦)中に登場する「山王工業高校」のモデルとなったチームだ。
長谷川選手、関口選手、小納兄弟、半田選手、田臥選手など挙げればキリがないほどの名選手を輩出している。
もちろん凄い選手も多く輩出しているが、なんといってもあのオールコートでのプレッシャーディフェンスと速攻、そして3Pシュートで圧倒する独特のバスケ。
対戦することすら恐怖を覚えるあのバスケットは、加藤廣志監督と加藤三彦監督が作り出した必勝のバスケットだ。
最も勝てる可能性の高いバスケを高レベルで繰り広げていると今見ても感じられる。
現在は、福岡第一、福岡大濠、開志国際、明成といった強豪チームが台頭し、バスケのレベルも年々高まってきている。
もちろん勝ったチームが強いのだが、バスケットの完成度で考えれば、福岡第一のバスケのクオリティが高いと思っているが、いつも頭に浮かぶのが当時の能代工業とやったらどうなるだろう?
ということだ。
能代工業の監督を辞め、リンク栃木ブレックスのヘッドコーチに就任、現在は西武文理大学でバスケ部監督をされているようだが、いつか能代科学技術高校に戻ってきてほしい。
激しいディフェンスからの攻守の切り替えの早さ。ペイントエリアへのアタックと3P。またあの素晴らしいバスケを見せてもらいたいものだ。
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