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3月, 2023の投稿を表示しています

ミニバス ハーフコートオフェンスの練習

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ミニバスの指導をしてきました。 主力のケガなどもあり、中々メンバーも揃わない状況でしたが、チームの課題であるハーフコートオフェンスに重点を置いて練習しました。 1対1の速さ、強さ、技術を高めていくことと、シェルディフェンスの徹底による固いディフェンスからトランジションを意識した速攻に重きを置いたチーム作りをしてきましたが、次のステージに行くには、ハーフコートオフェンスの完成度を高めていく必要があると考えています。 能力<チームバスケット<更なる能力<更なるチームバスケット<能力+チームバスケット<更なる能力+更なるチームバスケット と言えると思います。 新たに取り組んでいるのは3点。 一つめは、決められたムービングの中でオフェンスを組み立てるというもの。 ハーフコートオフェンスの時に、1対1が上手い選手が1対1をして、他の選手は外で止まって見ていることが多くあります。 相手ディフェンスは1対1が上手い選手の所に集まり、潰されてしまいます。 その状況を打破する為、ムービングの中でオフェンスを組み立てるというものです。 ①ボールをコーナーに落としたらボールサイドカット ②ボールサイドカットで空いたスペースを埋めてボールをミート ③②によって空いたスペースをコーナーの選手で埋めてボールをミート ④ボールサイドカットした選手がコーナーに行き、その選手にパス ⑤①に戻る というシンプルなボールサイドカットとエンプティを埋める動き 二つめは、ハイロー 現状、速攻と外からの1対1しか攻め手が無いため、それを止められてしまうと得点が伸びなくなってしまいます。 ハイローができれば一つの武器になります。 三つめは、ドライブからの合わせのプレーです。 合わせという概念をまず教えていく必要がありますが、45度からドライブし、逆サイドのローポストで合わせるという練習を行いました。 合わせの練習をした後のゲームの中で、素晴らしい合わせのプレーが2回ほど出ました。 偶然だとわかっていても、少しでもそういったプレーが出ると嬉しいものです。 三つとも当たり前ですが、すぐにできるようにはなりませんが、手ごたえはありました。 これが、2、3か月後、半年後に試合の中で出せるようになっていると信じています。 植えた種は必ず芽を出しますので。

熱い!映画『THE FIRST SLAM DUNK』の凄さ

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映画『THE FIRST SLAM DUNK   』を見た。 結論から言うと見に行って良かった。 映像のクオリティの高さや宮城のストーリーも良かったが、 個人的には山王工業との試合が熱くなった。 私が現役の時は能代工業全盛のときで、漫画の中の話ではあるものの、 山王の圧倒的な強さをひしひしと感じていた。 そこに立ち向かう個性あふれる湘北高校のメンバー。 15年以上たった今も、全く色あせないし、むしろ、今回の映画で今の時代に生まれ変わったような気さえしてくる。 アニメではなかった超リアルなバスケの動き。 流川の45度でミートした時のトリプルスレット。 深津の宮城に対する徹底したボディチェック。 オールコートでプレスを敷いた時の沢北のディナイ。 全てがリアルで感動した。 深津のボディチェックを見て、自分も宮城とマッチアップしたら、こんな感じでつくな、とか考えながら見てしまった。 オールコートのプレスの場面は、半田、高橋、池田がいたときの能代VS仙台を思い出す。 高校バスケ界では圧倒的な強さを誇った能代工業も当然負けることもある。 宮ノ腰擁する岐阜農林が能代を破った試合、 桜井擁する四日市工業がインターハイチャンピオンの能代を2回戦で破った試合など、現実でも起こっている。 山王と湘北は、ユニフォームの雰囲気からか、なんとなく能代と北谷をイメージしてしまう。 漫画を読んだ人も、読んでいない人も楽しめる映画であると思うが、できれば漫画で全巻読んでから映画を見た方が、より深く映画を楽しめるのではないかとも思った。 OPの手書きで湘北メンバー5人が歩いてくるところめちゃくちゃかっこいい! 『THE FIRST SLAM DUNK』 - (C) I.T.PLANNING,INC. (C) 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners

ミニバス 新人戦を終えて

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新人戦は残念ながら優勝することはできなかった。 「今日は緊張していた」「練習試合や予選では良い感じで来ていたのに」といった声があったが、そうではなく、相手の力が純粋に上回っていた。 観客席からではわかりにくいが、相手の当たりやプレッシャーが強くなると、ミスが出たり、シュートが入らなくなったりする。 選手たちは、良くやっていたと思う。 絶対勝てないというほど差があった訳ではないが、現時点では勝ち切るのは少々厳しいとは思った。 4年生中心のチームながら昨年から出ていた子も多く、ベースができてきている。 予選を勝ち上がることができたことは良かったし、しっかりと今年の新チームで優勝したい。 今後の取り組みの中で、課題は多くあるが、1on1で確実に点を重ねられるオフェンス力はまだ無い。 ハーフコートバスケットを覚えていきながら、オールのディフェンス、トランジションの意識、1番のディフェンスを強化していくことが当面の課題。 ハーフコートバスケットは、 まずはフロアバランス。 オフザボールの動き、ボールサイドカットであったり、エンプティを埋める動き、ダウンスクリーン、ボールのもらい方、ハンドオフなど一つ一つ、急にはできるようにはならないが粘り強く練習していってもらいたい。 ハーフコートバスケット改善に向けて、フレックスやUCLAなど代表的なセットを試してみた。 セットプレーとして使うということもあるかもしれないが、まずは連携して動くということ、動くタイミングなどの概念を理解してもらいたい。 Unsplash の David Tran