ミニバス ハーフコートオフェンスの練習
ミニバスの指導をしてきました。 主力のケガなどもあり、中々メンバーも揃わない状況でしたが、チームの課題であるハーフコートオフェンスに重点を置いて練習しました。 1対1の速さ、強さ、技術を高めていくことと、シェルディフェンスの徹底による固いディフェンスからトランジションを意識した速攻に重きを置いたチーム作りをしてきましたが、次のステージに行くには、ハーフコートオフェンスの完成度を高めていく必要があると考えています。 能力<チームバスケット<更なる能力<更なるチームバスケット<能力+チームバスケット<更なる能力+更なるチームバスケット と言えると思います。 新たに取り組んでいるのは3点。 一つめは、決められたムービングの中でオフェンスを組み立てるというもの。 ハーフコートオフェンスの時に、1対1が上手い選手が1対1をして、他の選手は外で止まって見ていることが多くあります。 相手ディフェンスは1対1が上手い選手の所に集まり、潰されてしまいます。 その状況を打破する為、ムービングの中でオフェンスを組み立てるというものです。 ①ボールをコーナーに落としたらボールサイドカット ②ボールサイドカットで空いたスペースを埋めてボールをミート ③②によって空いたスペースをコーナーの選手で埋めてボールをミート ④ボールサイドカットした選手がコーナーに行き、その選手にパス ⑤①に戻る というシンプルなボールサイドカットとエンプティを埋める動き 二つめは、ハイロー 現状、速攻と外からの1対1しか攻め手が無いため、それを止められてしまうと得点が伸びなくなってしまいます。 ハイローができれば一つの武器になります。 三つめは、ドライブからの合わせのプレーです。 合わせという概念をまず教えていく必要がありますが、45度からドライブし、逆サイドのローポストで合わせるという練習を行いました。 合わせの練習をした後のゲームの中で、素晴らしい合わせのプレーが2回ほど出ました。 偶然だとわかっていても、少しでもそういったプレーが出ると嬉しいものです。 三つとも当たり前ですが、すぐにできるようにはなりませんが、手ごたえはありました。 これが、2、3か月後、半年後に試合の中で出せるようになっていると信じています。 植えた種は必ず芽を出しますので。