バスケの練習で大事なのはストーリー
バスケの練習では、できるだけストーリーを大事にしている。
練習はただメニューをこなせば良いというわけではない。
できない部分をできるようにするためであったり、目指しているチームにするべく強化したいことを重点的にやったりする必要がある。
ゲームでできないから5対5の状態から分解して、3対3で練習したり、1対1で練習する。
また、シュート練習をしたり、パス練習をしたりする。
そのように、1日の練習の中で様々な練習メニューを行うと思うが、結局練習したことがゲームの中でできるようにならなければ意味がない。
例えば、ハーフコートの3対3でインサイドにボールを入れてからの展開を練習したとして、5対5の練習になった途端にインサイドにボールを入れずに戦っては意味がない。
①センターのインサイドの1対1やアウトサイドからのインサイドへのパスの練習
②インサイドにボールを入れることを前提としたハーフの3対3
③インサイドにボールを入れることを前提としたハーフの5対5
④最後にゲーム(インサイドにボールを入れることを意識させる)
といった流れで、その日の練習が全体を通して繋がっている状態、すなわちストーリーになっていることが望ましいと思う。
子供たちも、その日に何を学んだのか、ということを実感できると思うし、指導者も一つ一つ前に進めていくので、練習の効果について手ごたえを感じることができるはずである。
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