ミニバスで全国を目指す

私は全国大会に出たいと思っている。

昨年いた子供たちの中にも、県制覇を掲げてくれた子もいた。

私が指導している県は、ミニバスのレベルが高く(今は、全国的にどんどんレベルが高くなっている)、年々この目標の難しさを実感しているが、諦めていない。

私自身、各カテゴリーで全国に出場した経験があるので、全国への道のりのイメージはある。

高校の時、県下では強豪校でバスケをしていたが、能力の高い選手が揃わず、あまり期待されていなかった世代であったが、インターハイに出場することができた。

そのころの事を思い出すと、

一つは、メンタリティで、チームに負けることが許されない雰囲気があった。
初戦の大切さ、ゲームの入りや後半の入りの大切さ、点差をつけられても、勝つために集中力が増していくとか。
県内で負けたときは、ショックで食事も喉を通らない、みたいな。
逆に、こうすれば勝てるという自信というか信念みたいなものがあった。

私が勝利に拘るのは、何度も負けてしまうと、負けても仕方がないというメンタリティ、負け癖みたいなものがついてしまうと思っていて、1点でも2点でも、最後には勝って終わるということに拘ってやっている。

負け方も大事で、最後まで諦めずに戦うことが大事だと思っているが、今のチームは、点差がついても最後まで戦い抜くメンタリティは培われてきたように感じる。
これはチームとしての文化だと思う。

二つめは、全員チームディフェンスができて、全員タフなディフェンスができたこと。

三つめは、全員が自分の仕事(やるべきこと)を理解していたこと
これは、心底、自分たちに力がないことを皆が自覚していたので、やれることに集中していたのが本当のところである。

以上のようなことを考えると昨年(2021年度)指導したチームは、これまでのどの年代よりも全員が自分の仕事をしようという意識が強く、良いチームであったが、個々の能力の部分と全員がディフェンスができたとは言い難いので、県トップチームとやると厳しかったと思う。
一昨年からのコロナによる練習不足が悔やまれる。










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