【ミニバス指導者必見】月ごとの強化テーマを考えよう

 2019年度の終わりごろからコロナの影響で、練習ができないことが多く、少ない練習機会の中で優先順位をつけて練習せざるを得なくなりました。

そのような状況が続く中、2021年度は、以下のようなことを念頭に置いてやっていました。
選手の中で体力、実力のギャップが大きくなり、チームを二つに分けて練習するという初めての試みもありました。

子供たちの身体能力、技術に合わせた練習にしなければ、子供たちが吸収できず意味のないものになってしまいます

パスやキャッチができないのに、スリーメンやファイブメンをしても本来の練習の目的を果たせないということです。

指導するチームや子供たちをどのレベルまで引き上げたいか考え、そこから逆算して年間のスケジュール、月ごとのテーマを決めていきます。

子供たちの成長度に合わせて、組み替えたりもしますが、ある程度段階を踏んで指導していくことで焦ることなく、着実にレベルアップしていくことができます。

高校、大学まで行けば、ある程度同じレベルの体力がありますが、ミニバスは、1年生から6年生までいますので、中々同じレベルで練習をするのが難しいです。
理想は、4年生以下、5年生以上とかで分けて練習できるとレベルに合わせた練習メニューを組むことができ効率的な練習ができると思っています。

以下の練習内容は、コロナ禍で中々練習ができない中で実際に考えた強化テーマです。
ぜひ、各チームの強化に向けて、強化の進捗度合いに合わせたテーマを決めて練習を組み立ててみて下さい。

1月 体力、シェル、ランシュー、ミートシュート
2月 シェル、ランシュー、ミートシュート、スクリーンアウト
3月 個人技の強化、スクリーンアウト、セーフティ、スクリーン対応
4月 オフザボールの動き、インサイドアウト
5月 ディフェンス強化、ローテーション、ハーフコートオフェンス
6月 ボールサイドカット、合わせ
7月 ディナイ、フロアバランス、エンプティの考え方
8月 ファンダメンタル強化、プレスへの対応、合わせ
9月 個人技の強化、スクリーンの使い方
10月 個人技の強化、連動、連携
11月 アーリー、トランジション、2回の合わせ
12月 オフェンスの概念、ディフェンスの概念、シナジー












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